管理業務主任者試験 2021年 問5
2021年 問5
管理実務・会計
管理費債権の消滅時効マンションの管理組合Aの管理費に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、最も不適切なものはどれか。
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正解: 4 — Aの管理規約において、各区分所有者は、Aに対する債務の消滅時効を主張することができない旨が定められていた場合には、区分所有者Eは、滞納した管理費の債務について、時効が完成したとしても、それによる債務の消滅を主張することができない。
管理費債権を素材に、消滅時効の完成猶予・更新および時効の利益の放棄を問う問題である。肢4は、消滅時効の利益はあらかじめ放棄することができないという民法の規定に反するため不適切である。この規定は強行規定であり、管理規約で区分所有者による時効の主張を封じる定めを置いても無効となる。あわせて、確定判決によって確定した権利の時効期間は10年となること、催告による完成猶予は催告時から6か月であり猶予期間中の再度の催告に効力はないこと、債務の承認が時効の更新事由であることを押さえたい。