管理業務主任者試験 2023年 問16

2023年 問16
建築・設備
コンクリートの劣化調査方法

鉄筋コンクリート造のマンションの劣化等調査方法に関する次の記述のうち、「コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針2022」(公益社団法人日本コンクリート工学会)によれば、最も不適切なものはどれか。

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正解: 3電磁誘導法により、コンクリートの塩化物イオン濃度を推定した。

鉄筋コンクリート造建物の劣化等調査に用いる試験方法と、その目的との対応を問う問題である。電磁誘導法は、コンクリート中の鉄筋の位置、かぶり厚さ、鉄筋径を推定するための非破壊試験であり、塩化物イオン濃度を推定する方法ではない。塩化物イオン量は、コア等の試料を採取して行う化学分析により求めるのが一般的である。したがって肢3が最も不適切である。あわせて、ひび割れ幅はクラックスケールを当てて測定すること、圧縮強度は反発度法(テストハンマーによる反発度の測定)で推定すること、外壁タイルの浮きは打診のほか赤外線サーモグラフィによる表面温度差の測定で探査することという対応関係を整理しておきたい。