マンション管理士試験 2025年 問7
2025年 問7
民法・区分所有法等
占有者の義務と先取特権Aが、甲マンションの一室を所有するBとの間で賃貸借契約を締結して占 有している場合に関する次の記述のうち、区分所有法及び民法(明治 29 年法律第 89 号)の規定によれば、正しいものはどれか。
正解を見る
正解: 2 — Bが管理費を滞納している場合、Bが建物に備え付けた動産をAが占有し使 用している場合であっても、その動産の上に区分所有法第7条の先取特権が成 立する。
賃借人である占有者の地位と、共益費用に関する先取特権を問う問題である。区分所有法の先取特権は、債務者である区分所有者の区分所有権(共用部分に関する権利及び敷地利用権を含む)及び建物に備え付けた動産の上に成立する。動産が建物に備え付けられている以上、賃借人が現実に占有・使用していても先取特権の成立は妨げられないため、肢2が正しい。占有者は建物等の使用方法につき区分所有者と同一の義務を負い、集会には利害関係があるときに出席して意見を述べられるにとどまり、議決権を行使することはできない。