管理業務主任者試験 2015年 問37

2015年 問37
民法・区分所有法等
管理組合法人の財産と責任

計画修繕を怠っていたために、マンションの外壁が老朽化により落下して通行人に大けがをさせた場合の損害賠償責任について、当該マンションの理事会における各理事の意見のうち、民法及び区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。

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正解: 2理事B「管理組合法人の財産には、各区分所有者の共有に属する建物の共用部分、附属施設、附属建物、敷地等の他、管理組合法人名義で有する不動産、動産、金銭、権利一切が含まれることになります。」

共用部分の設置又は保存の瑕疵による損害賠償責任を管理組合法人がどのように負担するかを問う問題である。区分所有法は、管理組合法人の財産をもって債務を完済することができないときに、各区分所有者が共用部分の持分と同一の割合で弁済の責めに任ずるとしており、まず法人財産から賠償し、不足分を全区分所有者が分割債務として負担する。もっとも、共用部分、附属施設、附属建物、敷地はいずれも各区分所有者の共有に属するものであって、管理組合法人自身の財産ではない。したがってこれらを法人の財産に含めるとする理事Bの発言が誤りである。