管理業務主任者試験 2015年 問41

2015年 問41
民法・区分所有法等
契約不適合責任と特約の効力

Aが、Bからマンションの住戸を購入した場合、その住戸の契約不適合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。なお、AとBは、ともに宅地建物取引業者ではない個人とする。

正解を見る

正解: 3AB間の売買契約書に、契約不適合の担保に関する規定が設けられていなかったときは、AはBに対し契約不適合責任を追及することができない。

宅地建物取引業者でない個人間の売買における契約不適合を担保する責任を問う問題である。契約不適合責任に関する民法の規定は任意規定であるから、契約書に何らの定めがなくても、買主は法律の規定に従って追完請求、代金減額請求、損害賠償請求、契約の解除をすることができる。したがって契約書に規定がなければ責任を追及できないとする肢3が誤りである。免責特約を置いた場合であっても、売主が知りながら告げなかった不適合については責任を免れることができず、買主に不適合を知り得た過失があっても責任追及は妨げられない。個人間では救済手段を限定する特約も有効である。