管理業務主任者試験 2015年 問6
2015年 問6
民法・区分所有法等
賃借権の譲渡と転貸Aが所有するマンションの専有部分甲(以下、本問において「甲」という。)を賃借するBが、第三者であるCに、当該賃借権を譲渡又は甲を転貸した場合に関する次の記述のうち、民法、借地借家法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
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正解: 1 — Bが、Aの承諾を得てCに転貸した場合、Aは、Bに対する賃料額を限度にCから支払いを受けることができる。
専有部分の賃借権の譲渡・転貸に関する民法と判例の基本を問う問題である。適法な転貸がされた場合、転借人は賃貸人に対して直接義務を負い、賃貸人は原賃貸借の賃料額と転貸賃料額のうち低い方を限度として、転借人に直接賃料を請求できる。肢1はこの原則どおりで正しい。押さえるべきは、賃貸人は転借人へ直接請求できるが二重に取得はできないこと、賃借人の債務不履行による解除では転借人への催告は不要であること、無断譲渡でも背信性がなければ解除できないこと、承諾に代わる裁判所の許可は借地権にのみ認められ建物賃借権にはないことの四点である。