管理業務主任者試験 2017年 問2

2017年 問2
民法・区分所有法等
不法行為の責任主体

甲マンション(以下、本問において「甲」という。)において生じた不法行為に関する次の記述のうち、民法、区分所有法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

正解を見る

正解: 1甲の管理組合法人の防災担当理事Aが、過失により防災訓練実施中に区分所有者Bにけがをさせた場合、甲の管理組合法人とともにAもBに対して損害賠償責任を負う。

マンションで生じた不法行為の責任主体を問う。管理組合法人が理事の職務執行につき損害賠償責任を負う場合であっても、加害行為をした理事自身の一般不法行為責任が免除されるわけではなく、法人と理事の双方が被害者に対して責任を負う。したがって肢1が正しい。使用者責任は、使用者が被用者の選任及び監督につき相当の注意をしたことを証明すれば免れる。不法行為による損害賠償債務は催告を要せず損害の発生と同時に遅滞に陥る。注文者は注文又は指図について過失がなければ、請負人が第三者に加えた損害の賠償責任を負わない。