管理業務主任者試験 2018年 問6
2018年 問6
民法・区分所有法等
工作物責任と不法行為の効果不法行為に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
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正解: 4 — 土地の工作物の設置又は保存に瑕疵(かし)があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者がその損害を賠償する責任を負うが、当該占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。
不法行為の基本論点を横断的に問う問題である。土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害が生じたときは、第一次的に占有者が賠償責任を負うが、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは所有者が責任を負う。所有者の責任には免責事由がなく無過失責任である点が重要で、肢4が正しい。あわせて、胎児は損害賠償請求権については既に生まれたものとみなされること、慰謝料請求権は被害者の意思表明の有無にかかわらず当然に相続されること、使用者責任は被用者について不法行為が成立することを前提とすることを押さえておく。