管理業務主任者試験 2022年 問2

2022年 問2
民法・区分所有法等
時効の援用・放棄と更新

時効に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、最も不適切なものはどれか。

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正解: 2時効の利益は、時効完成後には放棄することができない。

消滅時効・取得時効の基本的な効果と更新事由を問う問題である。時効の利益は、時効完成前にあらかじめ放棄することはできないが、時効完成後に放棄することは認められている。完成前の放棄を認めると債権者が契約時に放棄を強要するおそれがあるためであり、完成後にはその弊害がないからである。したがって肢2が最も不適切である。あわせて、時効の効力はその起算日にさかのぼること、裁判上の請求により確定判決で権利が確定したときは時効が更新され新たに時効期間が進行すること、所有権以外の財産権である地上権・地役権も取得時効の対象となることを押さえておきたい。