管理業務主任者試験 2022年 問9

2022年 問9
管理実務・会計
一部弁済による時効の更新

管理費の滞納に関する次の記述のうち、民法及び民事訴訟法によれば、最も適切なものはどれか。

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正解: 3管理費の滞納者が、滞納額25万円の一部であることを明示し、管理組合に対し5万円を支払った場合には、残りの20万円については、時効の更新の効力を有する。

滞納管理費の回収における時効の完成猶予・更新と、相続・訴訟手続を横断的に問う問題である。債務者が債務の一部を弁済することは債務の承認にあたり、時効は更新される。滞納額の一部であることを明示して支払った場合であっても、債務全体の存在を前提とした承認と評価されるから、残額についても時効更新の効力が及ぶ。これに対し、催告による完成猶予は6か月に限られ、その間に再度催告をしても重ねて完成猶予の効力は生じない。金銭債務は相続開始と同時に法定相続分に応じて当然に分割承継され、遺産分割で住戸を取得した者のみが承継するわけではない。行方不明者に対しても公示送達により訴えを提起できる。