管理業務主任者試験 2024年 問2
2024年 問2
民法・区分所有法等
区分所有権の対抗要件と無断転貸マンションに関する次の記述のうち、民法、区分所有法及び判例によれば、最も適切なものはどれか。
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正解: 3 — マンションの敷地上の駐車場を賃借している区分所有者が、管理組合に無断で当該駐車場を外部の第三者に転貸して収入を得ているときは、管理組合は、当該賃貸借契約を解除することができる。
区分所有権の対抗要件、意思表示の効力発生時期、無断転貸による解除、区分所有法第3条の団体の法的性格を横断的に問う問題である。正解の肢3は、管理組合が賃貸人となっている駐車場を区分所有者が無断で第三者に転貸している事例であり、賃借人が賃貸人の承諾を得ずに賃借物を第三者に使用収益させたときは、賃貸人は契約を解除することができる(民法第612条第2項)。転貸により収入まで得ている以上、背信的行為と認めるに足りない特段の事情も認められない。対比として、不動産に関する物権変動は登記がなければ第三者に対抗できないこと、意思表示は相手方に到達して初めて効力を生じることを押さえておきたい。