管理業務主任者試験 2024年 問3
2024年 問3
民法・区分所有法等
各種契約における解除の可否契約の解除に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、最も適切なものはどれか。
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正解: 4 — 管理組合が、第三者に賃貸している敷地上の駐車場に対して行った保存行為が、第三者の意思に反する場合であっても、駐車場の目的を達することができるかぎり、第三者は、当該駐車場賃貸借契約を解除することができない。
委任・請負・売買・賃貸借の解除に関する規定を横断的に問う問題である。正解の肢4は賃貸借における保存行為の受忍義務に関するもので、賃貸人が賃貸物の保存に必要な行為をしようとするときは賃借人はこれを拒むことができず(民法第606条第2項)、賃借人が契約を解除できるのは、その保存行為が賃借人の意思に反し、かつそのために賃借をした目的を達することができなくなる場合に限られる(同法第607条)。したがって目的を達することができる限り解除はできない。委任はいつでも解除できるが一定の場合に損害賠償を要すること、請負は仕事完成前なら注文者が損害を賠償して解除できること、契約不適合では解除も可能なことを併せて押さえる。