管理業務主任者試験 2024年 問25
2024年 問25
民法・区分所有法等
専有部分を賃貸した場合の法律関係区分所有者が、その所有する住戸を賃貸している場合に関する次の記述のうち、民法及び区分所有法によれば、不適切なものの組合せはどれか。賃貸借契約において、管理費の支払は賃借人が行う旨の合意があった場合でも、賃貸人である区分所有者が管理費の支払義務を負う。賃借人は、建物の使用方法に関して、区分所有者が集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負うものではない。賃借人は、住戸の設置又は保存に瑕疵(かし)があることによって、他人に損害が発生した場合には、その賃借人の免責事由の有無にかかわらず、損害賠償責任を負う。
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正解: 3 — イ・ウ
区分所有者が専有部分を賃貸している場合の法律関係を問う組合せ問題である。第1の記述は適切で、管理費の支払義務は区分所有者が管理組合に対して負い、賃貸借契約で賃借人が支払う旨を合意しても、それは契約当事者間の内部的な取決めにすぎず管理組合に対抗することはできない。第2の記述は誤りで、占有者は建物又はその敷地若しくは附属施設の使用方法につき、区分所有者が規約又は集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負う。第3の記述も誤りで、工作物責任において占有者は損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは免責され、その場合に無過失責任を負うのは所有者である。よって不適切なものの組合せは第2と第3となる。