管理業務主任者試験 2025年 問3

2025年 問3
民法・区分所有法等
請負の解除・所有権帰属・危険負担

1から4までのうち、Aと建設会社Bとの間で建物甲の建築工事の請負契約が締結された場合に関し、民法の規定によれば、適切な記述のみを全て含むものはどれか。Bは、甲が完成しない間は、Aに損害を賠償して当該契約を解除することができる。建築中の甲の所有権の帰属は、原則として、材料の所有者によって定まる。落雷による森林火災が原因で建築中の甲が焼失し、完成が不能となってしまった場合には、Aは、Bの報酬請求を拒むことができる。

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正解: 3イ・ウ

請負契約について、任意解除権の主体、建築中の建物の所有権帰属、仕事完成不能時の報酬請求の可否を問う問題である。アは誤りで、仕事完成前に損害を賠償して契約を解除できるのは注文者Aであり、請負人Bにこの任意解除権は認められない。イは正しく、判例上、建築中の建物の所有権は原則として材料を提供した者に帰属し、請負人が材料を提供した場合は引渡しまで請負人に帰属する。ウも正しく、落雷という当事者双方の責めに帰することができない事由により完成が不能となった場合、注文者は報酬の支払を拒むことができる。よってイ・ウを含む肢3が正解となる。