マンション管理士試験 2019年 問14
2019年 問14
民法・区分所有法等
賃貸借の保証人の責任範囲Aがその所有する甲マンションの 301 号室をBに対して期間を3年と定め て賃貸し、CがBのためにAとの間で保証契約を締結した場合における次の記述の うち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
正解を見る
正解: 2 — Bの賃料不払により賃貸借契約が解除された場合、Cは未納賃料のみなら ず、Bが 301 号室を契約に基づき返還すべきところ返還しないことによってA が被った損害の賠償債務についても保証債務を負う。
建物賃貸借における保証人の責任を問う問題である。期間の定めのある賃貸借が更新された場合でも、保証人は特段の事情がない限り更新後の賃料債務についても責任を負う。賃料不払により契約が解除された後、賃借人が目的物を返還しないことによって賃貸人が被った損害の賠償債務も、賃貸借契約から生ずる債務として保証の範囲に含まれるため2が正しい。連帯保証人は催告の抗弁権も検索の抗弁権も有しない。また主たる債務が時効により消滅すれば付従性により保証債務も消滅し、保証人が保証債務の存在を承認していても主債務の消滅時効を援用できる。