マンション管理士試験 2020年 問15
2020年 問15
民法・区分所有法等
契約不適合責任と催告解除Aが、Bに対し、令和2年8月 20 日に中古マンションを売却し、Bが引渡しを受けた後に当該マンションの天井に雨漏りが発見された場合におけるAの責任に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。ただし、雨漏りにつきBの責めに帰すべき事由はなく、売買契約にAの責任についての特約はなかったものとする。
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正解: 3 — Bが、Aに対して、相当の期間を定めて雨漏りを補修するよう催告をし、その期間内に補修がされない場合において、雨漏りの範囲や程度が売買契約及び取引上の社会通念に照らして軽微でないときは、Bは売買契約の解除をすることができる。
令和2年4月1日施行の改正民法における売主の契約不適合責任を問う問題である。買主は、履行の追完(補修)請求、代金減額請求、損害賠償請求、契約の解除のいずれも行使し得る。解除については、相当の期間を定めて履行の追完を催告し、その期間内に追完がされず、かつ不履行が契約及び取引上の社会通念に照らして軽微でないときに認められるから、肢3が正しい。期間制限は不適合を知った時から1年以内に売主へその旨を通知すれば足り、損害額等を示した請求までは要しない。また代金減額請求は売主の帰責事由を要件とせず、買主に帰責事由がある場合にはできない。