マンション管理士試験 2020年 問31
2020年 問31
管理実務・会計
災害時の管理組合の運営災害や感染症拡大の影響などで管理組合の運営が困難となっている場合における次の記述のうち、区分所有法の規定及び標準管理規約によれば、適切でないものはどれか。
正解を見る
正解: 2 — 書面又は電磁的方法により理事全員の同意を得れば、理事長は、管理費等を長期にわたって滞納している区分所有者に対し、区分所有法第 59 条に基づき区分所有権及び敷地権に係る競売を申し立てることができる。
災害や感染症の影響で通常の意思決定が困難な場合の対応を問う出題。肢2は、区分所有法第59条の競売請求が、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の集会の決議を経た上で、訴えをもって行わなければならないものである点を無視しており不適切である。書面又は電磁的方法による理事全員の同意で申し立てられるものではない。応急的な修繕工事について理事長の単独判断を認める旨を規約で定めうること、退任役員が後任者の就任まで職務を行うこと、緊急時に理事長が専有部分に立ち入れることは、いずれも標準管理規約に沿った適切な内容である。