マンション管理士試験 2022年 問26

2022年 問26
管理実務・会計
防犯対策と専有部分への立入り

盗難被害が発生したマンションの管理組合における今後の防犯対策に関する次の記述のうち、標準管理規約によれば、適切でないものはどれか。

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正解: 4現在空室となっている住戸に不審者が出入りをしているとの通報があった場合には、理事長は、当該住戸の区分所有者に対し請求をすることなく、直ちに当該住戸に立ち入り、室内を確認することができる。

標準管理規約に照らして防犯対策の当否を問う問題で、適切でないのは肢4であるから正解は4である。理事長が専有部分等への立入りを行うためには、必要な範囲内において立入りを請求することが前提であり、請求を経ずに直ちに住戸へ立ち入ることはできない。請求を受けた者が正当な理由なく拒否したときは損害賠償を請求できるにとどまる。災害等の緊急時に区分所有者の承諾なく立ち入ることができる場合はあるが、空室に不審者が出入りしているとの通報はこれに当たらない。防災・防犯活動のうち管理の範囲内で資産価値の向上に資するものは管理組合で実施でき、開口部の改良工事は理事会決議による理事長の承認で区分所有者が実施でき、防犯カメラや防犯灯の設置は普通決議で可能である。