マンション管理士試験 2024年 問12

2024年 問12
民法・区分所有法等
共有物の使用と管理・保存行為

Aは、B及びCとともに甲マンションの 102 号室を共有しており、その共有持分は、Aが2分の1、B及びCがそれぞれ4分の1となっている。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

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正解: 3Aは、B及びCの同意を得ずに、102 号室の保存行為を行うことができる。

民法の共有の基本規定を問う問題である。正解は肢3で、保存行為は共有物の現状を維持する行為であるから、各共有者が他の共有者の同意を得ることなく単独で行うことができる。これに対し、管理に関する事項は各共有者の持分の価格の過半数で決し、その形状又は効用の著しい変更を伴う変更行為は共有者全員の同意を要する。Aの持分は2分の1でちょうど半分にとどまるから単独では過半数に達しないが、B・Cのいずれか一方の同意を得れば過半数となる。また、各共有者は共有物の全部について持分に応じた使用ができる一方、その使用について善良な管理者の注意義務を負う。