マンション管理士試験 2024年 問15

2024年 問15
民法・区分所有法等
適法な転貸借の法律関係

甲マンションの 202 号室を所有するAが、202 号室をBに賃貸して引き渡し、その後、Bが、Aの承諾を得て 202 号室をCに転貸して引き渡した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。

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正解: 2202 号室が修繕を要する状態になった場合には、Cは、Aに対し、修繕義務の履行を請求することができる。

賃貸人の承諾を得た転貸借の効果を問う問題である。誤りは肢2である。転借人は賃貸人に対して直接に義務を負うが、賃貸人に対する権利を取得するわけではない。したがって転借人Cが賃貸人Aに対し修繕義務の履行を請求することはできず、Cは自らの契約相手である転貸人Bに対して修繕を請求すべきである。あわせて、賃貸人は賃借人に対する債権額を限度として転借人に転貸賃料の直接支払を請求できること、賃借人の債務不履行により原賃貸借が解除された場合には賃貸人は転借人に対し明渡しを請求できること(判例)を押さえる。