マンション管理士試験 2025年 問13

2025年 問13
民法・区分所有法等
抵当権の基本的性質

Aは、銀行Bから購入資金を借り受けて甲マンションの 501 号室を購入 し、現在所有しているが、同室には、BのAに対する貸金返還請求権を担保するた めに、Bの抵当権が設定され、その旨の登記がされている。この場合に関する次の 記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。

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正解: 2Bが、Aに対して有する貸金返還請求権をCに譲渡した場合であっても、B を抵当権者とする抵当権はCに移転しない。

抵当権の付従性・随伴性・不可分性・物上代位を問う問題である。抵当権は被担保債権に付従するとともに随伴性を有し、被担保債権が譲渡されればこれに伴って抵当権も譲受人に移転する。したがって「抵当権はCに移転しない」とする肢2が誤りであり正解となる。被担保債権が全額弁済されれば付従性により抵当権は消滅し、一部弁済にとどまる間は不可分性により目的物の全部について抵当権を行使できる。また目的物の滅失等により債務者が受けるべき金銭に対しては、払渡し前に差押えをすることで物上代位が認められ、火災保険金請求権もその対象となる。