宅建 難易度試験の構成とデータで
試験の構成とデータで
難しさを整理する
宅建の出題形式・配点と、2014〜2025年度の10月試験のデータから学習計画を考えます。2020・2021年度の12月試験を含む全14回は、合格率ページをご確認ください。
15.4-18.7%
合格率(12年度・10月試験)
31-38点
合格基準点の変動幅
50問
四肢択一・記述式なし
なし
受験資格

要点
宅建士試験の合格率は直近12年度で15.4〜18.7%、 合格基準点は31〜38点(50点満点)の範囲で推移しています。 受験資格がなく、全問が四肢択一で記述式がないため、学習の進め方を検討できますが、他資格より容易とは断定できません。 一方で合格点は事前に公表されず毎年変動するため、「何点取れば受かるか」を固定して考えられない点が難しさになります。
合格率と合格点
合格率は15.4〜18.7%、合格点は毎年動く
合格基準点は年度によって異なります。合格率や基準点の一方だけで、その年の難しさや個人の合格可能性を判断することはできません。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025) | 245,462 人 | 45,821 人 | 18.7% | 33 点 |
| 令和6年度(2024) | 241,436 人 | 44,992 人 | 18.6% | 37 点 |
| 令和5年度(2023) | 233,276 人 | 40,025 人 | 17.2% | 36 点 |
| 令和4年度(2022) | 226,048 人 | 38,525 人 | 17.0% | 36 点 |
| 令和3年度(2021) | 209,749 人 | 37,579 人 | 17.9% | 34 点 |
| 令和2年度(2020) | 168,989 人 | 29,728 人 | 17.6% | 38 点 |
| 令和元年度(2019) | 220,797 人 | 37,481 人 | 17.0% | 35 点 |
| 平成30年度(2018) | 213,993 人 | 33,360 人 | 15.6% | 37 点 |
出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構(確認日 2026-07-28)。 2020・2021 年度は 10月試験の数値。全 12 年度分は合格率の推移に掲載しています。
比較の読み方
合格率は、個人の合格確率ではない
受験者の経験、受験資格、試験形式や採点基準が違えば、同じ合格率でも意味は異なります。非公式の偏差値や出典のない学習時間で資格を順位付けしません。
年度別の合格率は合格者数÷実際の受験者数で読む集団の統計です。申込者数を分母にした割合とは区別してください。まず一つの科目を解き、知識不足・読み違い・時間不足を分けて復習します。
仕事内容・出題範囲で資格を比較 →科目別の構造
50問の配点が難易度を決める
宅建の難易度は「全科目を均等に仕上げる」前提で考えると跳ね上がります。配点が偏っているため、どこで点を取るかの設計で体感難易度が大きく変わります。
| 科目 | 出題数 | 配点比 | 学習上の位置づけ |
|---|---|---|---|
| 宅建業法 | 20 問 | 40% | 出題パターンが安定。得点源にしやすく、最優先で仕上げる |
| 権利関係(民法等) | 14 問 | 28% | 範囲が広く難度が高い。満点狙いは非効率で、頻出論点に絞る |
| 法令上の制限 | 8 問 | 16% | 数値・用語の暗記が中心。反復が点数に直結する |
| 税・その他 | 8 問 | 16% | 税は範囲を絞れる。問48の統計は直前期に対応する |
登録講習修了者は問46〜50の 5 問が免除され、45 問で受験します(合格基準点も 5 点低く設定されます)。
5問免除の影響
免除の有無で合格率は数ポイント変わる
宅建業に従事し登録講習を修了すると 5 問が免除されます。対象者には実務従事などの条件があり、集団間の合格率の差を免除だけの効果とは言えません。
免除は 5 問・合格点も 5 点低い
45問中◯点という別基準で判定されます。令和7年度は一般33点に対し免除組28点でした。
異なる受験者集団の比較
差が小さい年もあり、免除があれば必ず有利とは限りません。年度別の実数は合格率ページに掲載しています。
受講には実務従事が要件
宅建業に従事し従業者証明書があることが前提です。誰でも受けられる講習ではありません。
よくある質問
難易度について
宅建の難易度はどのくらいですか?
直近12年度の合格率は15.4〜18.7%です。受験資格がなく、全問が四肢択一で記述式がないため、学習範囲を事前に確認できます。ただし合格点は事前に公表されず31〜38点の範囲で毎年変動するため、目標点を固定しにくい点が難しさになります。
合格率が上がった年は易しくなったのですか?
必ずしもそうとは言えません。宅建は合格点を先に決めず、受験者全体の得点分布を見てから合否ラインを設定します。問題が難しかった年は合格点が下がるため、合格率だけを見ても問題の難易度は判断できません。
文系・法律未経験でも合格できますか?
受験資格に学歴・実務経験の要件はなく、出題も四肢択一のみで記述式や論述はありません。計算問題も限定的です。一方で民法を含む権利関係は範囲が広いため、全科目を均等に仕上げようとせず、配点の大きい宅建業法から固める設計が現実的です。
行政書士や簿記2級と比べてどちらが難しいですか?
比較対象の受験条件・形式・出題範囲をそろえずに順位を付けることはできません。資格比較ページでは仕事内容と範囲を整理しています。
何点を目標にすればいいですか?
合格点は毎年変動し、直近12年度は31〜38点でした。過去の最高点を上回れば将来も合格できる、という保証にはなりません。
5問免除があれば有利ですか?
対象の5問が免除されますが、受験者集団の合格率だけで個人への効果は断定できません。受講・免除申請の条件を公式案内で確認してください。
本ページの数値と出典
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況」「試験結果の概要」宅建士試験の受験者数・合格者数・合格率・合格基準点
- 一般財団法人 行政書士試験研究センター行政書士試験の実施結果
- 日本商工会議所 検定試験 受験者データ日商簿記2級の統一試験・ネット試験の受験者数と合格率
- 日本FP協会 試験結果データ2級FP技能検定の学科・実技別の合格率
試験制度・日程・合格基準は変更されます。受験手続きなど重要な判断の前には、 必ず各実施機関の公表内容をご確認ください。誤りに気づかれた場合は support@takkenai.jp までご連絡ください。
次の一歩
難易度を、味方に
まずは 1 問から
合格点+1 を、狙いにいく
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