固定資産税13
宅建試験「税・その他」分野の重要テーマ:固定資産税13
地方税法第343条(固定資産税の納税義務者)地方税法第349条(固定資産税の税率)地方税法第349条の2(住宅用地の課税標準の特例)
重要度: 重要
要点
1.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。令和7年試験 問242.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。令和4年試験 問243.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。令和3年12月試験 問244.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。令和2年12月試験 問245.固定資産税に関する次の記述のうち、地方税法の規定によれば、正しいものはどれか。令和元年試験 問246.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成29年試験 問247.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成27年試験 問248.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成25年試験 問249.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成23年試験 問2410.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成20年試験 問2811.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成17年試験 問2812.固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。平成15年試験 問2813.固
体系における位置づけ
「税・その他」分野は、宅建試験全50問中、法令等の一部を改正する法律(改正法令)を除き約6問程度を占める分野です。固定資産税、都市計画税、登録免許税、印紙税、所得税、消費税等の税金知識と、住宅金融支援機構、地価公示法等のその他分野から構成されます。中でも固定資産税は毎年1問出題される重要項目です。
ルールの詳細
・納税義務者は原則として固定資産の所有者であり、1月1日現在(賦課期日)の所有者がその年度の全期間の納税義務を負います。
・課税標準は固定資産の価格(評価額)であり、3年ごとに評価替えが行われ、価格等は固定資産課税台帳に登録されます。
・標準税率は1.4%ですが、制限税率はなく、市町村は条例で異なる税率を定めることができます。
・住宅用地については課税標準の特例があり、小規模住宅用地(200㎡以下)は価格の6分の1、一般住宅用地は3分の1が課税標準となります。
・新築住宅は一定期間固定資産税が減額され、一般住宅は3年間、認定長期優良住宅は5年間、税額が2分の1に減額されます。
・納税者は固定資産課税台帳の閲覧を請求でき、市町村長は正当な理由なく拒否できません。ただし、個人のプライバシー保護のため一部制限があります。
例外
・生活保護法による生活扶助を受ける者の固定資産で、市町村長が必要と認めるものは非課税とされます。
・国、都道府県、市町村が所有する固定資産は固定資産税が課されません(地方税法第348条)。
・専ら宗教行事、慈善事業等の公益的用途に供される固定資産は非課税とされる場合があります。
比較・対照
固定資産税は毎年継続して課税される市町村税で、都市計画税と併せて納付されることが多い。住宅用地の特例は面積により区分され、200㎡以下は6分の1、超過分は3分の1が課税標準となる点を区別することが重要。
記憶テクニック
・「1月1日が賦課期日」→「元旦に所有者決定」で覚える。新年最初の日にその年度の納税義務者が確定するイメージ。
・「住宅用地の特例」→「小さくて6分の1、大きくて3分の1」で覚える。200㎡以下は小さいから6分の1、超えると大きいから3分の1。
・「新築住宅減額」→「一般3年、優良5年、みんな半分」で覚える。一般住宅は3年、長期優良住宅は5年、減額割合はどちらも2分の1。
事例で確認
「固定資産税13」はこう問われる
Aさんは令和7年1月10日に土地と家屋を購入し、所有権移転登記を完了した。令和7年度の固定資産税納税通知書は、売主であるBさんに送付された。Aさんは固定資産税を納付する必要があるか。 令和7年度の固定資産税の納税義務者は誰か。
結論:令和7年度の納税義務者はBさんであり、Aさんに納税義務はない。
固定資産税の納税義務者は、賦課期日である1月1日現在の所有者です。Aさんが1月10日に購入した場合、1月1日時点ではBさんが所有者であったため、令和7年度の固定資産税の納税義務者はBさんとなります。ただし、実務では売買代金精算時に買主が負担することが一般的です。
押さえる:賦課期日(1月1日)現在の所有者がその年度の納税義務者となる。年度途中の売買では登記名義と納税義務者が一致しない場合がある。
Cさんは専用住宅(床面積120㎡)を新築し、令和6年1月1日に使用を開始した。この住宅について固定資産税の減額措置はあるか。また、認定長期優良住宅の場合はどう変わるか。 新築住宅の固定資産税減額措置の内容と期間はどうなるか。
結論:一般住宅は3年間、認定長期優良住宅は5年間、税額が2分の1に減額される。
新築住宅の減額措置は、床面積50㎡以上280㎡以下の居住用家屋が対象です。一般住宅は新築後3年間、認定長期優良住宅は5年間、固定資産税額が2分の1に減額されます。Cさんの住宅は120㎡で条件を満たすため、一般住宅なら3年間、認定長期優良住宅なら5年間、税額が半減します。
押さえる:新築住宅の減額期間は住宅の種類により異なる。認定長期優良住宅は優遇措置が手厚い。床面積要件(50㎡以上280㎡以下)も重要な判断要素。
試験での狙われ方
出題傾向と対策
| 出題頻度 | 出題なし |
|---|---|
| 出題実績 | 過去 37 年で 0 回・0 年分 |
| 重要度 | A:最重要。税・その他分野の中で最も出題頻度が高く、確実に得点すべき項目。 |
| 解き方のコツ | 賦課期日(1月1日)、標準税率(1.4%)、住宅用地の特例(6分の1・3分の1)、新築住宅減額(3年・5年・2分の1)の数字を確実に暗記する。納税義務者と非課税規定の例外を整理して理解する。 |
よく問われるパターン
- 納税義務者の判定問題:賦課期日(1月1日)現在の所有者か否かを問う出題
- 住宅用地の課税標準特例:小規模住宅用地(6分の1)と一般住宅用地(3分の1)の区分
- 新築住宅の減額措置:期間(3年間・5年間)と減額割合(2分の1)を問う出題
- 固定資産課税台帳の閲覧:請求権と制限事項を問う出題
- 非課税規定:国、地方公共団体等の所有する固定資産の非課税を問う出題
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Q1No.1
解答: 正解: 2。市町村長は、納税義務者等の求めに応じ、法令で定めるところにより固定資産課税台帳を閲覧に供しなければならない。ただし、当該部分に記載されている住所が明らかにされることにより人の生命又は身体に危害を及ぼす
よくある質問
固定資産税13について
宅建の「固定資産税13」とは何ですか?
宅建試験「税・その他」分野の重要テーマ:固定資産税13
「固定資産税13」は宅建でよく出ますか?
本試験の過去問データでは、この論点名で直接問われた出題は確認できませんが、関連する論点の中で問われることがあります。
固定資産税の納税義務者は、原則としてその年度の4月1日現在の固定資産の所有者である。
誤り。納税義務者は賦課期日である1月1日現在の所有者です。4月1日ではなく1月1日が基準となります。
固定資産税の標準税率は1.4%であり、市町村は条例でこれと異なる税率を定めることができる。
正解。標準税率は1.4%ですが、制限税率はなく、市町村は条例で異なる税率を定めることができます。
小規模住宅用地(200㎡以下)の課税標準は、その土地の価格の3分の1である。
誤り。小規模住宅用地(200㎡以下)の課税標準は価格の6分の1です。3分の1は一般住宅用地(200㎡超)の課税標準です。
「固定資産税13」の覚え方は?
「1月1日が賦課期日」→「元旦に所有者決定」で覚える。新年最初の日にその年度の納税義務者が確定するイメージ。
・「住宅用地の特例」→「小さくて6分の1、大きくて3分の1」で覚える。200㎡以下は小さいから6分の1、超えると大きいから3分の1。
・「新築住宅減額」→「一般3年、優良5年、みんな半分」で覚える。一般住宅は3年、長期優良住宅は5年、減額割合はどちらも2分の1。
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