全捨てしない。絞る
「捨てる」には三つの意味が混ざりやすいです。範囲をゼロにすること、満点を狙わないこと、頻出だけに時間を割くことです。おすすめしないのは最初の一つです。あとの二つは、時間が限られる人の現実的な割り切りです。
このページは可否の判断だけを書きます。論点の順番や覚え方の全文は、権利関係(民法)の勉強法ページにあります。そちらは上書きしません。

| 態度 | 意味 | このページの扱い |
|---|---|---|
| 全捨て | 権利関係をほぼゼロにする | おすすめしない |
| 最低ライン+頻出 | 致命的な失点を避け、型のある論点を優先 | 時間がない人の基本 |
| 満点狙い | マイナーまで深くやる | 余力があるときの選択。優先はしない |
ゼロが危ない理由を、点数に置き換えない
権利関係は独立した得点の塊です。そこをほぼ空けると、宅建業法や他科目で取りこぼした分を戻す場所がなくなります。だから「業法だけやればよい」とも言い切れません。業法を厚くするのは正しい優先でも、権利関係をゼロにする理由にはなりません。
何点捨てても毎年受かる、というシミュレーションは書きません。合格基準点は年度で変動し、令和8年度も合格発表時に合否判定基準が掲載されます(RETIOは2026年11月25日午前9時30分の発表で、合格者受験番号・合否判定基準・正解番号を掲載すると告知。2026年11月4日確認)。未検証の捨て点表は転載もしません。
最低ラインと頻出だけ、の取り方
最低ラインは「何点」という新しい数字ではなく、ゼロにしないことです。過去問で繰り返し問われる型から手を付け、説明できない肢が残る論点を先に潰します。細かい例外や、数年に一度しか出ない論点は後回しにして構いません。
どの論点が頻出かの手順、テキストの読み方は権利関係の勉強法ページへ進んでください。再受験で前回ゼロに近かった人は、再受験のページで残す範囲を切り、このページの「全捨てしない」とセットで読んでください。

業法に寄せても、他科目は残す
宅建業法は安定して問われやすい科目なので、学習時間を厚くする判断はあり得ます。それでも権利関係・法令上の制限・税その他を同時にゼロにはできません。法令は手続と数字、税その他は統計のように年度で素材が変わるものがあります。
科目ごとの勉強法は各ハブへ分けます。このページでは配点の内訳や目標点を新しく列挙しません。出題数の整理を見るときは、各科目ページの注記と、試験概要の出題範囲を照合してください。

配点と合格点は、公式の掲載だけを見る
試験の方法として確認できるのは、50問の四肢択一(登録講習修了者は45問)であることと、出題範囲に権利関係に当たる法令が含まれることです(RETIO試験の概要、2026年11月4日確認)。科目別の「毎年この点でよい」は、合格基準点が動く以上、断定できません。
公表された合格率や基準点の読み方は、合格率のデータページと、学校の合格率と混ぜないページを使ってください。このページの数字はそこに任せ、新しい表は足しません。
宅建コーチは、苦手論点の演習に使う
権利関係のうち、説明できない論点だけを演習で回す用途に使えます。民法の講義そのものではなく、全範囲を代わりに教えるものでもありません。
合格は保証しません。無料で試せる範囲と料金は料金ページで確認してください。初学者が科目の順番に迷うときは、独学の設計から入ると全体が見えます。
よくある質問
権利関係は捨ててよいですか。
丸ごとの全捨てはおすすめしません。時間がない場合は、最低ラインをゼロにしないことと、頻出の型を優先することに絞ってください。
全捨てのリスクは何ですか。
権利関係の出題をほぼ空けると、他科目の取りこぼしを戻す場所が減ります。業法を厚くすることと、権利関係をゼロにすることは別です。
最低ラインと頻出だけ、とは何ですか。
このページでは新しい点数を置きません。ゼロにせず、過去問で型が決まった論点を優先し、マイナーな深掘りは後回しにする、という意味です。
業法だけに偏れば足りますか。
業法を優先する判断はあり得ます。権利関係を含む他科目を同時にゼロにする理由にはなりません。
民法の勉強法ページと何が違いますか。
このページは捨ててよいかの判断です。論点の順番や勉強手順は、権利関係の科目ページにあります。
合格基準点は毎年同じですか。
同じとは言えません。合格発表時に合否判定基準が示され、年度で変動します。読み方は合格率のページを参照し、捨て点の新表は作りません。
再受験で権利関係がゼロに近かった場合は。
全捨てを続けないでください。残す範囲は再受験のページで切り、頻出の型から演習に戻します。
出典と確認状況
制度情報の参照日:。2027年度の確定情報は公式発表後に再確認してください。学習手順・計画例は編集部の提案です。
RETIO|試験の概要(出題範囲・50問四肢択一)RETIO|宅建試験(合格発表と合否判定基準の掲載)宅建コーチ|合格率編集:宅建コーチ編集部 · 編集方針